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「聖者は口を閉ざす」★★★

彼は誰を守ろうとしているのか?

何者かに襲われ瀕死の重傷をおった、ハイスクールで講師を務めているレイ。
彼の幼馴染みである警察官のネリーズが犯人探しにのりだすも
レイは犯人の情報を一切明かそうとしない。
一体レイを襲った犯人は誰なのか?なぜレイは口を閉ざしているのか?

「スティーヴン・キング絶賛の感動の大作」というような帯のコメントに引かれて読んでみました。が、これって好みの問題(歴史物、ミステリー、文学物が好きで現代物の小説は苦手)だと思うんですが、私は感動を味わうことができなかったなぁ…。
最終目的地の「レイが誰の為に、何の為に口を閉ざしているのか」というところまで、彼の過去の出来事と今の出来事を行きつ戻りつしながら物語が進んでいくわけですが、途中、途中に挿入されるレイの子供の頃の話が多いなぁと感じてしまいました。必要な箇所ではあるんだけど、後半「また子供の話だ」と思ってしまったので。あと、会話が多いかなぁ、と。
そんなことを思っていたら、読み終わった後、作者のリチャード・プライスが映画の脚本家であることも判明。「恋に落ちたら」「身代金」「シャフト」「クロッカーズ(原作も)」などの脚本を手がけてるそうです。で、この語り口に納得。
決して悪いわけではなく、あくまでも私の守備範囲にあわなかった、良作の小説です。現代物の小説(宮部みゆきの「模倣犯」や「理由」あたり)が好きで、読み応えのある本(2段組みなのでヴォリュームたっぷりです)を探している人にオススメです。
ちなみに、この小説映画化されるらしいです。

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